ドメイン更新忘れで期限切れするとどうなる?!復活する方法を解説!

ドメインのうっかり更新忘れで「サイトが表示できなくなってしまった!」とか「メールの送受信ができなくなってしまった」というトラブルは後を絶ちません。

ドメイン更新忘れって結構マジでヤバイ事なんですが、、、ヤバサに反してそのリスクは、あまり世間一般には浸透していませんね。



筆者のようにWeb関係の仕事をしていればドメインの更新忘れに気づいた時、ハッと顔色が変わり冷汗が出るのですが、ドメインの更新忘れに気づいても逆に鼻くそほじりながら「更新忘れてたわー、どうやったら元に戻るの?」と呑気な感じの人はITリテラシーの低い情弱です(笑)

うっかりドメイン更新忘れて、サイトの表示が消えてここに辿り着いた方も慌てても仕方ありません。

まずは落ち着いて、対処しましょう。

結論を言えば、ドメインの契約更新忘れした後でも、.com .net .org .mobi .biz .infoなら30日間、.jp .co.jpなら20日間の猶予期間がありますのでその期間内に契約更新をすれば元に戻ります。

それ以後でも、戻せる可能性はあるのでギリギリまで粘ってみましょう。

この記事ではドメインの更新忘れてしまった場合のヤバサについて、その後復活する方法を解説します。



ドメインの更新忘れするとどうなるの?期限切れで発生するトラブル


ドメインの更新を忘れると、ドメインに関わるさまざまなトラブルが発生して、その日とはまともに仕事もできなくなるかも知れません。
ドメイン切れしてしまうとどんなトラブルが発生するのか確認してみましょう。



Webサイトの表示ができなくなる

ドメインの更新を忘れてしまうと、期限が切れたその時からWebサイトが表示されなくなります。



それが例えばネットショップなら、Webサイトの表示がされない期間はお店を閉めているのと一緒なので売上が上がらず、大きな損失を被ることになります。

この後に紹介するように、猶予期間中であればドメインの復旧は可能なのですが、それでもWebサイトが非表示の期間の機会損失は大きいです。


メールの送受信ができなくなる

メールの送受信ができなくなるのも、ドメインが使えなくなることのデメリットです。




ここ最近では仕事でメールは一切使わないなんて会社はほとんどないのではないでしょうか?
例えば社員全員分のメールアドレスをそのドメインで作っているとなると、全員のメール送受信が不可となるため一層自体は深刻となります。


その他

ドメインを使って何をしているかは、当事者(会社・個人)によってまちまちです。

例えば、グループウェアのような社内Webでやっている場合もあるでしょうし、ブログを書いているということもあるでしょう。

また、データの保存位置としている場合もあります。
(サーバーの契約とはまた別なのでデータが消えるわけではありませんがアクセスはできなくなります。)

ドメイン(とサーバー)を使ってやっていること全てストップしてしまうと考えるといかにドメインの更新忘れが危険な事かを理解して頂けるのではないかと思います。



ドメイン更新忘れで期限切れの対処法は?


猶予期間内なら復旧可能性は高い!

ドメインの更新忘れで期限が切れてしまった場合、一時的にサイトが非表示になったりメールの送受信ができなくなるなどの問題は起きますが、ドメインを復旧するための猶予期間が設けられているので、その期間内なら復旧できる可能性は高いでしょう。


例えば、.com .net .org .mobi .biz .infoなら更新日から30日間.jp .co.jpなら20日間が復旧が可能な猶予期間となります。


ここで例に挙げたドメイン以外の猶予期間も以下のページに記載があるのでそれぞれのドメイン登録会社のサイトをご確認ください。





猶予期間中であれば通常のドメイン更新料金を払えば、ドメインを復旧できるはずです。
それぞれのドメイン登録会社のWebサイトより必要な手続きを行ってください。




猶予期限切れでも諦めるな!

猶予期間が過ぎてしまった場合でも、ドメインを復旧できる可能性はありますのでまだあきらめないでください。
この場合は、ムームードメインやお名前ドットコムなどのドメイン登録会社に、問い合わせメールを送ってください。

この時、必ずどのドメインを復旧したいのか、書き忘れないように注意してください。


中古ドメインで第三者が購入していたら、最終手段

もし、ドメインの更新日が数か月から数か月経過した後に、更新忘れに気づいた場合は、既に中古ドメインとして、第三者が元はあなたの物であったドメインを利用している可能性があります。

その場合は残念ながら既に他の方に所有権が移動してしまったので、そこで試合終了。諦めるしかありません。

が、どうしても諦められない場合は、新しい所有者に事情を説明していくらかのお金を払うという事で、交渉の後、返還してもらう事は可能です。

中古ドメインを購入するようなタイプの方は、そのドメインに強い思い入れがあって購入しているのではなく、SEO効果の高そうな中古ドメインを購入しているアフィリエイターが大半です。

なぜアフィリエイターが中古ドメインを購入するのかという話はここでは割愛しますが、5万円とか10万円位の額を出して交渉すれば、返還に応じてくれる可能性は高いです。

どうしても取り戻したいという事なら、ドメインの所有者に連絡をして、交渉を試みてください。




ドメインの更新忘れが発生しやすい理由

更新のお知らせがメールに届くから

ドメインの更新は通常、管理者用のメールアドレスに届く事が一般的です。

例えば、賃貸の家賃の費用を払い忘れていたら管理会社から電話がかかってきたり、税金の支払い忘れがあれば催促状が届きますが、ドメインの更新忘れに関して電話がかかってきたり、ハガキが送ってくることは少数です。

更新の期限が近づいてきても更新がされてなければ何通もメールが繰り返し送信されますが、以下のような理由で更新のメールを見落としてしまう可能性があるのです。
  • メールアドレスを変えてしまった
  • メールが迷惑メールフォルダやゴミ箱に届いている
  • そもそもメールを全然見ない



契約の更新が最短で年に1度しかなく、費用も安いため更新が習慣化しにくい


ドメインの更新は最短でも年に1度の更新です。
2年や3年の更新という設定もできますので、その場合はさらにレアな契約更新となるため、忘れた頃に契約更新のメールが届くことになります。

しかも、更新に必要な額もせいぜい数千円位。
自動車に乗る人は、年に1度の支払いでも5月は自動車税の支払い月と覚えているモノです。なぜなら数万円とそこそこの出費なので頭の片隅に置いておく必要があるから。

しかし、ドメインは年に一度の更新なのに、数千円程度。クレジットカードの年会費位の額なので頭からすっかり抜け落ちてしまうのです。

こんなにレアな手続きで額も少ないので、管理者がうっかり忘れてしまっているという事が多いのもうなづけます。




ドメインの更新忘れを防止する方法


この記事を読んで更新忘れがいかにヤバイかを認識する事

ドメインの更新忘れが大した問題でないという認識だと、更新忘れが起きがちです。

この記事を読んだあなたはドメインの更新忘れのヤバサに気づいていただけたのではないでしょうか?


メールアドレスは軽々に変えない

メールアドレスは軽々しく変えてはいけません。
ITリテラシーの低い人ほどメールアドレスをコロコロ変えている印象です。
もしどうしてもアドレスを変えるなら、設定している管理者アドレスの変更を忘れないようにしてください。


自動更新設定にしておく

ムームードメインでもお名前ドットコムでも自動更新の設定を行う事が可能です。
自動更新の設定になっていれば、更新日が近づけば自動的に契約を更新してくれるので一安心です。



ただし、自動更新の場合はクレジットカードで自動引き落としになり、更新日にクレジットカードでの引き落としができない場合は自動更新がされないため、やはり完璧に信用するわけにはいきません。

  • カードを解約してしまっていた
  • カードで月の上限額を使用してしまった
  • カードの有効期限切れ

これらの心配があるため、やはり最終的には自分で覚えておく必要があるのです。



カレンダーアプリで更新日を記載しておく

googleカレンダーやカレンダーアプリでドメインの更新日を記載しておきましょう。


手書きのシステム手帳でも良いのですが、だいたい1年で終わってしまうタイプが多いので翌年の更新日を記載できないので、Webカレンダーやカレンダーアプリがオススメです。


まとめ

いかがでしたでしょうか。

ドメインの更新忘れがいかに恐ろしいかをご理解いただき、更新忘れがこの世から撲滅できれば幸いです!!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA