お客さんを選ぼう

ネットショップをビジネスとして成功させるためには意識してお客さんを区別し選んでいく事が重要です。


「銀行振込は明日するけど、その後商品発送していたら間に合わないから今日商品送ってくれない?」
ショップのページには銀行振込はご入金確認後の商品発送と明記してあり、それを理解したうえで
こんな無茶を言うお客さんがいたらあなたはどう思いますか?

お客さんが「それでは間に合わないから」と言われると、ショップ店長のあなたは心情的に「じゃ今回は特例で先に発送しちゃおうかな」っていう気持ちになってしまうかも知れません。

しかしこういう無茶ぶりするお客さんは毅然とお断りのポリシーを明確にするべきです。


お客さんを選ぶという事はお客さんを大事にするという事

「お客さんを選ぶという事はお客さんをないがしろにしているのではないか?」
とあなたは思うかもしれませんが、実はです。



このお客さんはセーフ。このお客さんはアウトと範囲を明確にすることで、セーフのお客さんだけを大事に扱う事ができます。「銀行振込明日するけど間に合わないから今日商品送ってくれない?」のお客さんまでセーフにしてしまったら、間接的に元々セーフのお客さんにまで迷惑がかかる事になりますよね。


冷たいようですが、
アウトのお客さんは他のショップを選ぶ自由がありますから他のショップを探せばいいのです。
範囲を明確にしてお客さんを選ぶという事は結果的にお客さんを大事にするという事につながるのです。




取扱い商品を狭める事でお客さんを選ぶ

例えば靴を販売しているネットショップがあったとしましょう。
こう言った場合は靴のサイズの取り扱いを下は何センチで上は何センチまでとショップ全体で統一するべきです。

仮に靴の取り扱うサイズを22.0cm~30.0cmまでと決めてしまったら、メーカーの取り扱いが18.0cmや32.0cmがあったとしても無視して22.0cm~30.0cmの間で仕入れするのです。


多くのショップはメーカーの取り扱いサイズに準じてしまうと思います。しかし少数派のサイズまで抱えてしまうと
不良在庫のリスクが高くなります。取扱い商品を狭めるという事で、取扱い商品の在庫をより充実させることができます。また不良在庫を抱えるリスクも少なくなるのですね。



このように、どこからどこの範囲のお客さんを対象とするか。というのを意識して店づくりに励んでくださいね。


お客さんを選ぼうのまとめ


お客さんは意識して選ぶ必要があります。
逆に意識していなければ要求したもん勝ち言ったもん勝ちのゴネれば通るというショップに成り下がってしまいます。
この場合、直接的に他のお客さんに関係ないのですが、間接的には影響が及びます。

  • 支払い関係に例外を認める
  • レアケースサイズの商品在庫を抱える
  • 頻繁に返品交換を求める



こういった

お客さんを受け入れることでショップは負担を受け、その負担を通常のお客さんへの負担へ転嫁してしまい結果的に他のお客さんに迷惑をかけてしまいます。


このお客さんは受け入れるがこのお客さんは受け入れないという線引きをしっかりしてショップ運営を行うよう心がけてくださいね。



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