ネットショップのデザインと売り上げの関係性
ネットショップのデザインと売上げの関係性について書いてみたいと思います。
ネットショップの売上はアクセス数×購買率(コンバージョン)×売上単価で決まります。
- アクセス数
- 購買率(コンバージョン)
- 売上単価

答えは購買率(コンバージョン)ですね。
ネットショップのデザインの良し悪しによって、売上に影響があるとすれば購買率(コンバージョン)の部分で最も影響を受けるのです。
購買率を上げるデザインとは?
では具体的にどのようなデザインにすると購買率を上げる事ができるのでしょうか?
- 「かっこいいショップだと商品が売れる」
- 「かわいいショップだと商品が売れる」
- 「インパクトの有るショップだと商品が売れる」
このように多くのショップの店長が「ビジュアルの良いショップが売れるショップ」だと思っていらっしゃいますがこれは大きな間違いです。
実のところネットショップにおけるビジュアルの良し悪しはさほど売上には関係ありません。
かっこ良く作りこんであるショップでも全然売れないショップはありますし、逆にダサいデザインなのにガンガン売っているショップも多数あります。そうです。ネットショップで商品を売っていくには、はっきり言って洗練されたデザインは必要ないのです。
では売れるショップのデザインには何が必要なのでしょうか。
私は売れるショップのデザインには以下の3つの要素が必要であると考えています。
- 分かりやすい情報デザイン
- 安心感を得られるデザイン
- 商品の魅力を過不足無く伝えるデザイン

分かりやすい情報デザインとは?
お客さんが欲しいと思った情報を直感的に得られるナビゲーションになっているか。
迷子にならずに意図する情報が得られるか。
ショップが伝えたい事がお客さんに正しく伝わるか。
情報をうまく整理し、お客さんが誤解したり間違わずに、目的を達成できる分かりやすいショップ作りが求められます。
安心感を得られるデザインとは?
ネット上での取引は比較的トラブルが多いという事で有名です。
ショップ店長をはじめスタッフの顔写真を出す、情報を頻繁に更新する事でショップに生命を感じさせるなど、お客さんが不安感や不信感を持たずにお買い物をできるような安心感を与えるデザインが必要です。
商品の魅力を過不足無く伝えるデザインとは?
短期的に言えば過剰に商品の魅力を伝える方が売り上げは上がります。例えば過剰に商品の画像加工を施せばそういった事が可能になります。
しかし商品の魅力を過剰に伝えて、お客さんが商品を購入した場合「なんだよ。商品写真ではカッコいいと思ったのに実物は今一つだな。」と思われてしまっては、長期的なリピーターとはなりません。
こう言った事から商品の魅力を過不足無く伝えるデザインも求められると思います。