入口商品を作ろう!
入口商品を作ろう!
高粗利商品を作ろうのページでは粗利の高い商品を販売してしっかり儲けましょうという話をしているのですが、粗利の高い商品を販売するためには、その前の準備が必要です。
入口商品とは?
あなたのショップで購入したことがないお客さんにとって、あなたのショップとはどんなイメージでしょうか。
- 初めて買うショップだしちょっと不安だな
- 購入してちゃんと商品が家まで届くかな
- 質問したら返してくれるかな?
こんな風に基本的には不安な気持ちが先行している事が多いでしょう。
不安な気持ちを少しでも和らげるために、初めてのお客さんでも買いやすいリスクが少なくお得な商品を用意しておくこと・・・これを入口商品と言います。

ここでは分かりやすいように
入口商品といういい方をしていますが専門的な言い方をするとフロントエンドと言います。
フロントエンド(前面の終わり)はバックエンド(背面の終わり)と対になる言葉です。
フロントエンドはバックエンドを販売するために多数の顧客に購入体験をしていただくための商品です。
一方バックエンドは利益の確実に出る販売者が本当に売りたい商品です。
入口商品のメリット
入口商品には2つのメリットがあります。
- 顧客リストの獲得。顧客リストを獲得する事でメルマガ等でお客さん宛にコンタクトを取る事ができるようになります。
- 初めてのお客さんが、ショップでの購入を経験する事で次回以後の買い物の心理的負担を小さくする。
入口商品の作り方
入口商品はどんな商品を選べばいいのか?
まず入り口商品はあくまでも入口であって最終的には粗利の高い商品を販売したいというのが目的なのです。そのためゴールである高粗利商品と購入属性が同じ商品を取り扱うべきです。
もう1つ気を付けなくてはいけないのは入口商品を使ったお客さんは、その商品に満足するのかもしくはがっかりするのか・・・で高粗利商品の購入に至る確率が大きく変わってきます。
そのため、余った在庫を処分するというような考え方で入口商品を作ってはなく「この商品がこんなお値段で?超お得じゃん!」と思ってもらえるような自信のある商品を選定するべきです。
最後に、高額商品では無く低価格商品である事。入口商品でいきなり高額商品の購入はしてもらえませんからね。
入口商品の価格設定は?
入口商品は初めてあなたがネットショップを訪れたお客さんが試しに商品を購入する事を想定した商品です。
そのためできるだけお客さんのリスクが少なく買いやすい価格に設定する必要があります。
大きな利益を求めてはいけません。入口商品だけに関しては競合と比較して圧倒的にお得だと感じるようなお得な価格に設定する必要があります。
可能であれば送料無料や代金引換無料にするなど極力お客さんの負担が小さくなるように設定しましょう。
一方で、売れば売れる程損失が出るような価格設定では長続きしませんから、売っても利益は出ないけど損失は出ない程度の価格設定が好ましいと思います。
入口商品の注意点
- 多数の在庫を確保できる商品である事
- 購入数を限定する
- 初回以外は購入できないようにする
まとめ
ネットショップの入り口商品について解説してみましたがいかがでしたか?
入口商品を作る事でより多くのお客さんがあなたのネットショップに訪れるようになりますから、意識して作るようにしてくださいね。