カラーミーショップのデメリットとは?評判や口コミ2020

カラーミーショップでネットショップの開設を検討されているショップの皆様、こんにちは。
私はフリーランスのWebデザイナーで川那辺と言います。
お仕事がらネットショップの制作をお引き受けすることもおおですが中でもカラーミーショップの制作案件は一番多く、得意としています。




BASEやSTORES.JPなど新しい類似サービスもどんどん出てきていますが、カラーミーショップと言えば独自ショップタイプの格安ショッピングカートの中では王道でかつ老舗のサービスです。

今回は、カラーミーショップでネットショップを開設を検討されている方向けに、カラーミーショップのメリットやデメリット、実際に私がカラーミーショップの利用者さんから聞いた評判も踏まえて2020年最新情報にて解説してみたいと思います。

この記事を読めば、あなたにとってネットショップを開設するためのカートとして、カラーミーが最適なものかどうかがわかるようになります。

ぜひ最後までお読みになって参考にしてくださいね。







カラーミーショップは売れない?

ネットショップの店長さんの中には「カラーミーショップは売れないから他のショッピングカートにするわ!ぷんぷん!」と発言するショップオーナーさんもいます。

確かにカラーミーショップは100%完璧なショッピングカートではありませんから他のショッピングカートと比較して劣る点もあります。
カラーミーショップが他のショッピングカートと比較してどの点が劣るのかを把握したうえで「カラーミーショップは売れない!他のショッピングカートへ引っ越しする!」というなら、それも一理ありますね。

しかし、ショッピングカートの役割がどんなものかを理解せずにこのような早計な考えをしてしまっている出店者さんが多い事も事実です。

フリーランスのWebデザイナーでネットショップの制作(中でもカラーミーが多い)を引き受けることも多い筆者が、今回はカラーミーショップが売れないのか、また、利用者がどのように思っているのか評判や口コミをお伝えしたいと思います。




カラーミーショップには集客力はない

勘違いしている方が多いのですがカラーミーショップに出店すれば、それだけでアクセスが集まってくると思っている人がいます。

実はカラーミーショップは独自出店タイプのショッピングカートで集客力はありません


カラーミーショップのショッピングモール機能であるカラメルは終了したの?

以前カラーミーショップには付属機能としてカラメルというショッピングモール機能がありました。

しかし残念ながらカラメルというショッピングモールは2018年9月末にサービス終了となったため、現在は利用できません。

ショッピングモールは知名度はアクセス数と言っても過言ではありませんが、知名度が低いカラメルを経由したアクセスなんて、さほど大きな期待はできなかったのであまり影響は少なかったといえるのではないでしょうか。


カラーミーショップに出店する場合は自力で集客する覚悟が必要です

ですからカラーミーショップに出店すれば自動的に商品が売れるなんて事は殆どなく、まぐれで売れることもあるかも知れませんが基本的には0でしょう。

ですからカラーミーショップに出店する事で、楽天市場に出店したのと同レベルの集客力を求めるのであればそれはそもそも根本的な考え違いをしていると言えますね。


つまりカラーミーショップに出店する場合は自分自身で集客をする必要があるのです。



カラーミーショップには十分に商品を販売するための機能が揃っている

カラーミーショップにはネットショップとして商品を販売するための機能が十分に揃っています。


商品ページを作成する機能

カラーミーショップでは商品を販売するための商品ページを無制限に作成することができます。


「商品名」「商品カテゴリ」「商品価格」「商品写真」「商品説明」などの情報を入力すれば簡単に商品ページの出来上がり。


多彩な決済方法を設定できる

カラーミーショップでは多彩な決済方法を設定できます。

銀行振込や代金引換など従来から存在していた決済方法はもちろんですがクレジットカード決済やコンビニ決済、PAYPAL決済などの導入も可能です。

最近では、Amazon Pay や楽天ペイ、LINE Payなど新しい決済方法も続々と導入されているようです。

多彩な決済方法を選べるという事はショッピングカートとして、商品を販売するのに非常に有利に働きます。





デザインテンプレートを選べる。デザインカスタマイズが可能

カラーミーショップでは複数のデザインテンプレートの中からあなたのショップの雰囲気にあったデザインテンプレートを選ぶことが出来ます。

デザインテンプレートを選ぶだけで「技術」も「時間」も「コスト」もかけずショップの外観デザインを作り上げることができるのですね。

しかしデザインテンプレートを選ぶ場合は1つだけ欠点があります。

簡易であるがゆえに独自性の高いデザインにすることが出来ません。

しかしカラーミーショップではかなり広範囲でデザインカスタマイズを行う事が出来るので独自性の高いデザインのショップを作ることも出来ます。


  1. デザインテンプレートを選びまずはスピーディーにショップ運営を開始
    ショップ運営を進めながら、デザインカスタマイズを行い独自性の高いショップ作りを行う。
上記のような2つのステップで効率の良いネットショップの開店から運営を進めることが出来るのもカラーミーショップの強みです。

便利な受注管理機能

ネットショップを運営していると非常に便利なのが受注管理機能です。
  • このお客さんはまだ注文を受けただけ。
  • このお客さんは銀行振込の入金を待って入金確認が出来たら商品を発送する予定
  • このお客さんは商品発送完了した。
こういった注文後の処理は注文ごとに必要です。

注文が週に2~3件程度なら何とか手動でも対応可能な範囲でしょうが、毎日10件も注文があればどうでしょうか。

混乱する事は間違いありませんよね。

これらの注文後の処理の流れを視覚的にも操作的にも簡単に管理できるのがカラーミーショップの受注管理機能です。




自動メール送信機能

注文を受けたらその場で自動返信

メール。
受注管理機能に連動して入金確認が済めば入金完了メールを送信。
商品発送処理を行えば自動的に商品発送完了メールを送信。

上記のようなメール送信をカラーミーショップのメール送信機能で行う事が出来ます。

上記のようにカラーミーショップにはネットショップで標準的に必要な機能は全て搭載されています。

実際私のクライアントでも少ない人数で年商数千万円をカラーミーで販売している方もいますし年商1000万円クラスならごろごろしています。

ですから「カラーミーショップは売れない」と言っている出店者さんは、ショッピングカートに問題があると思っているようですが、他の部分に問題があるのではないかと私は思います。

 

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売れないのは本当にショッピングカートのせいか?

ネットショップで売上が思うように上がらない理由は様々です。

例えば、競合他社や競合商品が多い商品を販売していると、ショップの独自性が弱ければ売上が上がりません。

アクセス数は十分に集められているのに極端にコンバージョン(成約率)が低いというのも売上が上がらない理由の1つです。

しかしネットショップで思うように売り上げが上がらない理由はネットショップに訪問者(アクセス)が集まらない事が原因の場合が大多数です。

もしあなたのネットショップに思うほどのアクセス数が集められていなくて、売上が不満なら、それはカラーミーのせいではなくあなた自身の責任です。

元々カラーミーショップには集客力がないのですからあなた自身が自力で集客をする必要があるのです。

話しを聞いていると大抵の場合はショッピングカートが原因ではないのですが、なぜかショッピングカートが責任のように言われてしまう事が多いですね。

このような場合はショッピングカートを変えたところでやはり売上は変化がありませんので要注意です。



では楽天に引っ越すべきなのか?

楽天市場のような集客力のあるショッピングモールに引っ越しすればいいのか?

これは一つの解決策であると言えます


カラーミーショップでネットショップを運営するなら、SEOなりPPC広告なりブログやSNSなり・・・・自力で集客が必要です。
出店=集客とはならないのです。

ですから根本的な話として集客をショッピングカートに求めるなら楽天市場のようなショッピングモールタイプのカートを利用した方が手っ取り早いのです。


カラーミーショップの評判と口コミ

この記事の冒頭でも言いましたように私はフリーランスのWebデザイナーで、特にカラーミーショップを使ったネットショップ構築に関してのお手伝いをさせて頂くことが非常に多いです。

カラーミーショップを利用するクライアントさんから聞いた評判と口コミを以下にまとめさせていただきますね。

カラーミーショップのプラスポイントの評判と口コミ

  • 直感的に操作できるので比較的簡単。
  • 受注管理機能や自動返信メール機能がとても便利。
  • デザインテンプレートがたくさんあって、ほとんどが無料で選べるのがうれしい。
  • 楽天市場のように売り上げに応じてのロイヤリティをとられないのがgood!
  • メールでのサポートや電話サポートがあってありがたい。
  • 欲しいと思う機能は全てそろっているが(必要以上にあるが)その割に、とにかく利用料金が安い。

カラーミーショップのマイナスポイントの評判と口コミ

  • カラーミーショップに出店すれば売れると思っていたが、そうではなかった。
  • カラメルに期待していたが、集客力が弱くて残念。
  • ショップデザインのカスタマイズを自力でやってみたが、難しい。
  • 機能が多すぎて全部は使いきれない。
以上、私がカラーミーショップを利用するクライアントから聞いたカラーミーショップのプラスポイントとマイナスポイントの評判と口コミをお伝えさせて頂きました。

多くのショッピングカートの利用経験を持つ筆者の私が、個人的な意見を言わせていただくと、充実した機能、安価な価格などを踏まえカラーミーショップは最強のショッピングカート機能であると思います。

ただし、集客に関してはカラーミーショップの機能にはあまり期待ができませんので、カラーミーショップとは別の部分で集客を行う必要性があります。

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カラーミーショップで売れないあなたはどうやって集客すればいいのか?

カラーミーショップは集客が弱点ですから、集客さえ補う事ができればカラーミーで必ず売上を上げることができます。

では、どのように集客をしていけばよいのでしょうか。




SEO対策

googleやyahoo等で知られる検索エンジン。インターネットを利用するほとんどの方はほぼ100%こういった検索エンジンを利用します。
ネットショップの場合も多くの場合は検索エンジンを経由して訪れるお客さんが非常に多いのです。

そこで、検索エンジンの検索結果にあなたのネットショップのトップページや商品ページが上位に表示されるようにショップサイトを最適化する事をSEO対策と言います。

しっかりとSEO対策を勉強し理解したうえで、検索されるワードを商品ページのタイトルや本文に入れていく等の工夫を行う事で、大きな集客力となる事でしょう。




PPC広告、facebook広告

PPC広告とはYahoo!やgoogleの検索結果に表示される有料の広告枠の事でPPCは、pay per clickの頭文字をとった言葉でクリックされる毎に課金される仕組みとなっているのが最大の特徴です。

Yahoo!だとYahoo!!リスティング広告、GoogleだとGoogle広告という名称のPPC広告を利用することができます。

PPC広告の利用はカラーミーショップの外部サービスとなりますが、カラーミーショップのような独自ショップを利用する際、集客力を補うためには非常に有効な集客方法です。

PPC広告とは少し異なるサービスですが、類似している点もあるサービスとして最近はfacebook広告の利用者も増えてきました。


こちらの解説ではそれぞれの広告サービスを独自で運営する提案をしていますが、カラーミーショップには「カラーミー広告」というサービスがあり、Google広告の出稿を代行してくれたりするようですので、自分で広告出稿する自信がない方は、利用を検討してみてもいいかもしれません。




SNSを利用した集客

facebookやTwitterを利用して集客を行う事ができます。
意外に思われる方も多いのですがアメーバブログでの集客も非常に有効です。
アメーバブログは読者登録やアメンバーなどの機能があるため、ブログというよりはSNSに近いと言えるでしょう。



購入者へのアプローチ

過去に一度でも商品を購入してくれたお客さんは、顧客情報をショップが持っているということになります。

カラーミーショップにはメールマガジンもありますので、過去に購入して下さったお客さんに積極的にアプローチをしてリピーターになってもらえるよう働きかけましょう。



まとめ

以上いかがでしたか?
カラーミーショップが売れないと嘆く店舗さんのほとんどは集客が出来ていないのが原因です。

カラーミーショップには大きな集客力が無いのが現実です。しかし他のカートに引越したとしても楽天等の有名モール以外はほとんど集客力はないと思った方がいいので自力で地道に集客を行っていく必要があるのです。


また、楽天市場のような出店することで集客力を得られるショッピングモールに出店するという抜本的なな解決方法も考えられます。

 

ここでは詳しくは書きませんが、楽天に出店するからと言ってカラーミーショップを退店する必要はなく、カラーミーショップと楽天市場の2本立ての多店舗展開を行うとよいですね。カラーミーと楽天では狙うターゲットが全然異なるので2本立てにすると尚効率よく売り上げを上げることができるのですね。


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