ネットショップにおけるTTP

ネットショップにおけるTTPとは一体なんでしょうか?
現在、甘利経済再生担当大臣の交渉が難航している環太平洋戦略的なんちゃらかんちゃらは全然関係ありません(笑)

ネットショップにおけるTTPとは徹底的にパクる!の頭文字を取ったものです。

徹底的にぱくるとは?


初めてネットショップを開店する際は、いくら自分の頭で考えたところで、たいしていいアイディアは浮かんできません。何時間も考えても無駄ですから徹底的にパクった方作業の質とスピードが上がるんです。


例えばあなたがサマーセールのバナーを作ろうとしたとしましょう。
頭で考えてみますがなかなかいいアイディアが出てきません。そんな時はgoogle検索で「サマーセール」を検索し画像検索に切り替えます。サマーセールのバナーがいっぱい出てきますんで、どんなバナーかを見てみます。

いくつか見ていると以下のような事が分かってきます。

  • 背景は青い空や海岸のイメージが多い
  • 白抜きの文字でSUMMER SALEと大きく表記
  • 夏を表すためにひまわりの花を利用している所がある
  • アクセントとなる差し色は黄色が多い
これらを見てTTPを実行すると、ずいぶんと条件が絞られてきますんであとはバナーを作るだけとなりますよね。
「何色にしようかなぁー」「どんなデザインにしようかなぁー」なんて悩む必要が全くないんです。



今回は例としてgoogleの画像検索を使いましたが他にもパクるネタ元はいっぱいあります。
パクるネタ元は、
・同業者のショップ
・異業種のショップ
・雑誌

いろんなところでパクれるネタは転がっています。

セーフのパクリとアウトのパクリ

気を付けないといけないのはあくまでもパクリですからパクリには法的境界線とモラル的境界線があります。


法的境界線は絶対に超えてはいけません。これやっちゃうとパクリ元から損害賠償金を請求される可能性もあります。


モラル的境界線に関してはこれは難しい話です。そもそもパクリとかTTPとか言う発想そのものがビジネスのモラルに反するという考えもあるでしょう。
私個人の意見としてはモラル的な境界線は気にしません。モラルって主観的な物で人によって主張が異なり曖昧な物ですから。

なので私の方針としては法的境界線は絶対に超えない範囲でモラル的境界線はあまり気にせずにTTPを実行するという考え方ですね。

という考え方で、セーフとアウトを書いてみました↓


ここまではセーフのパクリとは?


  • アメブロのイメージカラーとなっている緑色が気に入ったので全く同じ色を使いたい!画像編集ソフトのスポイトカラー機能で「カラーコード」をパクった

  • サイドバーの順番をどうしようか。お気に入りのサイトを参考に・・・1番が検索窓、2番目がカテゴリ、3番目がグループ、4番目が店長からのメッセージ、5番目がメルマガ登録か。この順番パクらせて貰います

  • SUMMER SALEのバナーを作ろうと思うので参考に「サマーセール」のキーワードで画像検索をかけてみた。ブルーの背景色で白抜きの文字。さらにひまわりのイラスト付きか・・・。ブルー背景+白抜き文字+ひまわりの組み合わせをパクらせていただきます
上記のように同業者さんやあるいはお気に入りのサイト等パクリの元ネタとなるものはたくさんあるので、どんどん取り入れていってみてください。

やってはいけないNGのパクリとは?


以下は法的境界線を越えるかも知れないパクリなのでやらない方がいいです。

  • 同業者のサイトを見ていたら同じ商品を取り扱っていた。結構うまく撮れている写真があったのでこっそり拝借しよう画像をダウンロードして使った。→NG<
  • トップページの挨拶文を上手い事書いているページがあったのでそのままコピペした→NG
  • お気に入りのサイトのデザインがあったので、制作業者に「完コピ」を依頼した→NG

この辺は明らかにNGなパクリです。パクリ元にばれて、もし裁判を起こされてしまうと負ける可能性が高いのでこう言ったパクリは駄目ですね。


TTPを極めていくと、作業スピードが上がって来るだけでなく、サイトの質もどんどん上がっていきます。
意識してTTPをしていくようにしていきましょう。


ネットショップにおけるTTPまとめ

  • TTPとは徹底的にパクるの略
  • 徹底的にパクった方が作業スピードと作業の質が上がる
  • TTPの注意点。法的境界線とモラル的境界線があるが個人的にはモラル的境界線はあまり気にせず法的境界線は遵守する。

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